1. 魔法に呼ばれて
2. トゥナイト、トゥナイト
3. 真夏のボーイフレンド
4. 今夜はブギウギナイト
5. リング・ア・ベル
6. ココアムステルダム
7. くるくるスピン大会
8. 踊れや踊れ
9. 勝手にマハラジャ
10. Crazy
11. フライデイ・ナッツ
12. 渚をスローモーションで走るも夢の中
13. バンクーバー
14. アイヌランド
レビュー・感想
今回も最新アルバム。禁断の多数決さんです。
自分は津野わずらいと同時に透明感わずらいでも有名なのですが、
今冬、念願の2ndアルバムを入手しました。
前作「はじめにアイがあった」に関しては、
透明感の衝撃からは少し落ちた印象のアルバムだったのですが、
今作は見事に自分とマッチしました。
こんな勝手な事言っていいか分からないですが、
これぞ日本の最新式音楽集団じゃないでしょうか。
自分が聴いてる狭い範囲で書くのもなんなのですが、
今日本は猫もしゃくしもエレクトロ要素を取り入れていて、
右を向けばエレクトロ、仕事に疲れ家に帰ってもエレクトロと
少し嫌気がさしてきている部分もあるのですが、
その中でもエレクトロを土台に、
色んな要素を取り入れつつ様々な曲を作る、
群を抜いたセンスが禁断の多数決はあると個人的に思います。
というか恐らく作曲者の方が、
単純に色んな洋楽好きなんだろーなと思います。
このアルバムでもエレクトロぽい流れから
中盤に行くに連れて民族音楽ぽい曲に行ったり、
和風なのかインドなのか分からない曲になったり、
ギターロックぽさ、ヒップホップを感じる歌の流れ
と幅の広さがとても良かったです。
1-3は禁断の多数決を語る上で、
誰もがお勧めすると思いますが、当然お勧めで、
透明感にも似た雰囲気を感じさせてくれます。
個人的には「踊れや踊れ」のアホみたいな歌い方や
「CRAZY」の後半のシンセの暴走、
M13、M14辺りも好みでした。
ただ、前回も書きましたが、
中盤若干ダレました。
10曲くらいなら、とてつもなく良かったです。
しかし若い人でこんな色んな曲調に傾倒してるって
凄いなと思ったのですが、
どうも調べると、
ほうのきかずなりさんと、はましたまさしさんは
Sau'beachというバンドで1996年頃から活動していたお方みたいで、
そこに女性等が加わり禁断の多数決となったようです。
このサウビーチ、情報あまり出てこないのですが、
今度聴いてみたいと思います。
自分との相性
★★★★★★★★☆☆ 85
ロック初心者へのおすすめ度
★★★★★★★☆☆☆ 70