1. I Saw Her Standing There
2. Misery
3. Anna (Go To Him)
4. Chains
5. Boys
6. Ask Me Why
7. Please Please Me
8. Love Me Do
9. P.S. I Love You
10. Baby It's You
11. Do You Want To Know A Secret
12. A Taste Of Honey
13. There's A Place
14. Twist And Shout
レビュー・感想
やってきました。
今回ついに!やっと!ビートルズさんです!
ロック聴いて見返すって、
ビートルズもまだ聴かずに何言ってんだこいつ!
まず1枚目にビートルズだろ!
ジョンの代わりにこいつが撃たれれば良かったのに!
等々、お怒りの方も多数いらっしゃったと思います。
ロックのロも知らないロック低学歴の自分ではありますが、
さすがにビートルズの存在は背中でひしひしと感じていました。
最初にびっくりしたのがM1の「I Saw Her Standing There」
ポールマッカートニーのベースが動く動く。
歴史でも勉強したプレスリーやリトルリチャード時代のロックは
割と低音を支えるという本来の意味で機能していたベースですが、
ポールのベースは凄くメロディアスなんです。
むしろ歌メロより、こいつの方が歌ってないか?
と思えて、途中からベースばかり聴いてました。
これを弾きながら自らもリードボーカルをしていたというから
びっくりです。
こういうのも当時すげー!ってなったんでしょうね。
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ただこの頃のビートルズは何曲かを除き、
以前のアメリカロックの曲を少しPOPにした曲が多いと感じます。
もちろんカバー曲も多いので当然なんですが、
まだロックスターや革命家というより、アイドル感覚が強く、
今聴くとインパクトは少し薄いです。(50年前ですから当然ですが)
それでも「Misery」や「Please Please Me」
「P.S. I Love You」「There's a Place」など
ソングライティングは光るものすでにありますし、
先ほどのベースのような他との違いは垣間見れて
曲自体自分は半分以上好みでした。
このアルバムは先行シングル4曲以外、
時間とお金がない限られた状況で録音した為、
ほぼ一発録りで、10曲を一日で録り終えたらしいですが、
ジョンレノンが風邪ひいてた事もあり、
全体的に声が少し鼻にかかっていて、
尚且つ最後の曲ではジョンの歌声が枯れ枯れなんですが、
それが素晴らしく味があって、
むしろジョン風邪ひいててありがとう!と思いました。
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自分との相性
★★★★★★★☆☆☆ 75
ロック初心者へのオススメ度
★★★★★★★☆☆☆ 70