1. Atrocity Exhibition
2. Isolation
3. Passover
4. Colony
5. A Means To An End
6. Heart And Soul
7. Twenty Four Hours
8. The Eternal
9. Decades
レビュー・感想
今回はジョイディヴィジョンさんです。
陰気!!
ボーカルのイアンカーティスさんが
憧れのお父さんみたいなダンディ声で
鬱々とした曲を歌い上げるのですが、
本当にこの世の終わりかと思いました。
3か月前まで隣の家にはAKBの曲が聴こえてた筈ですが、
急にこんな曲が流れてきたら新しい人越して来たかと思われてそうです。
ただ自分にとって、こちらもなかなか五感を突いてくるナイスな音楽でした。
結構最近悩み事が多く疲れてた時期なのですが、
ジョイディヴィジョンのお陰で更なる絶望を頂けました(笑)
ただ逆癒しと言いますか、とことん絶望の世界に行け
少しすっきりさせてもらえたのも事実です。
握手会とかやってないのかなーと得意のwikipediaで調べると、
この作品をリリースされる前に
イアンさんは自ら命を絶ってしまったそうです。
病気なども理由だそうですが、
ロックスターの重みというものはやはり計り知れないものが
あるんでしょうね。
曲はベースやドラムが単調にループされるリズムも結構あって、
テクノの要素も少し感じ、暗い曲調なのですがなんとかノレます。
パンクといっても色んな要素が混ざり合って出来てるんだなと
改めて認識しました。
特に一番最後の曲は鬱々しさの中に見出す美しさと言った意味で
完璧に近い曲だと思いました。
絶望の中に存在するカッコいい美しい音楽を味わいたい方は是非。
何故かイアンカーティスでググると、
TOP右側の一番目立つ所に
ザブングルの写真が出てくるのだけは
人生でも1、2を争う不思議です。
自分との相性
★★★★★★★★☆☆ 85
パンク初心者へのオススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆ 50