01. Always In My Head
02. Magic
03. Ink
04. True Love
05. Midnight
06. Another’s Arms
07. Oceans
08. A Sky Full of Stars
09. O
レビュー・感想
今回はコールドプレイさんです。
可愛い可愛いwikipediaちゃんによると、4人組のロックバンド。
現在までに総計6600万枚以上のアルバムを売り上げ、
2000年代最も成功したバンドの一つだそうです。
正直に自供すると…全く知りませんでした。
今も部屋で一人、世界から取り残された気持ちで曲を聴いています。
このアルバムの第一印象は
ひねくれてないRADIOHEADと控えめのスーパーカーが
手を組んだようなアルバムだなーと感じました。
調べるとやはりイギリスのバンドで、
イギリスのバンドって自分が聴いた事ある範囲では
リバイバルな渋いギターロックサウンドか、
レディヘ的な陰や綺麗な空気を持ったバンドの
2種類が比較的多いと思うのですが、
はっきりとしたサビはなく、
不純物のない水のような世界観を維持してる所や
静かな音の中で裏声が一つの楽器のメロディとして機能している所も
レディヘ的に感じました。
本人達も影響を受けてるみたいですね。
ただ違いは、もっと単純化したものと思います。
色んな楽器が絡み合ったり、壮大だったりはせずに
ストレートに分かりやすくその世界を伝えている気がしました。
そういった意味で、
ひねくれてないRADIOHEAD的だなぁと印象を受けました。
よくコールドプレイさんを商業的すぎると
敬遠する方もいるようですが、
このアルバムを聴く限り自分はそこまで感じませんでした。
というかこんなミニマル調の静かな曲が
そこまでの人気を博している事にびっくりです。
(良くないという意味ではなく、人気曲ってもっと分かりやすくサビがあって、
盛り上がりやすい曲が多いイメージなので)
確かに新しさはないと思いますし、
このアルバムに関しても、ドハマリとまでは行かなかったんですが
何の意識もせずに流すと耳触りも良く、
非常に心地よい穏やかな気持ちになれますし、
むしろ自分は好みの音楽でした。
ただちょくちょくハリウッド映画にでも流れてきそうな
定番の手垢良曲があるんですが、
これに関してのみは、
出た出た!出たよ、出たよー!と一人取り残された部屋で叫んでしまいました。
M8に関しても急にアルバムコンセプトと違う異質のEDMになって、
流行取り入れた!怖い怖い!これやから商業野郎は!
バッタもんのAvichiですやん!と思ったんですが、
こちらはまさかのAvichiとのコラボ作でした…。
Avichiを聴いた事ある方なら一発で分かる程色が出ているので、
Avichiファンの方も楽しも事が出来るアルバムです。
自分との相性
★★★★★★★☆☆☆ 75
ロック初心者へのおすすめ度
★★★★★★★☆☆☆ 70