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レビュー レビュー>邦ロック

89枚目「無題」(2002) downy

葵 他
1. 葵
2. 夜の淵
3. 黒い雨
4. 象牙の塔
5. 三月
6. 無空
7. 犬枯れる
8. 月が見ている

レビュー・感想

今回はdownyさんです。

この方達はアルバムタイトルを全て「無題」という作品で

リリースしており、

アルバム名が存在しません。

つまり、2002年の無題超良かったよねとか

いやいや、2004年の無題こそが本当の無題。

といった会話で、こいつはどのアルバムの事を言ってるんだ?

とそれぞれが半信半疑で話さなければいけません。

今回は特別正確にお伝えしますが、

2002年に発売された「葵」という曲が入った「無題」です。

もちろん自分はdownyさんを全く存じておらず、

親戚に「お勧め」と称しお借りしたのですが、

びっくらこきました。

日本人にこんなセンスを持った人がいたとは。

しかも2002年に。

それくらい凄い音楽を奏でていました。

自分が今まで聴いたバンドの中では

レディへに近いかなと感じました。

マイブラぽさもありますが。

あーいう幻想的な音や空気って

日本人にはなかなか出せない気がするのですが、

downyさんは見事にやってのけます。

それでいて浮遊感ある空間に

轟音のギターが絡み合い、

ボーカルの透明感を際立たせます。

これは真似しようと思って真似しても、

相当のセンスがないとしょーもない音楽になりそうです。

こちらもあまり売れていないバンドらしいですが、

もっと評価されてもいいのにと個人的には思いました。

とにもかくにも

ドヤ顔でオススメしてきた親戚と同じ顔を

自分もする事になりそうです。

 

自分との相性
★★★★★★★★☆☆ 85
ロック初心者へのオススメ度
★★★★★★★☆☆☆ 70

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