「今日から書籍や様々なサイトを巡って、ロックの勉強をしていきます!」
「そして将来、今の自分と同じようなロック初心者の方に役立つよう記していきます!」
と書いて、早5か月。
もう、そろそろ内容のあるブログになってきたかなと?思い、自分の書いたものを改めて読み返してみました。
すると!
駄文
乱文
稚拙
悪文
粉飾
の連続!!
人に役立つようなことを記せていませんでした。
そこで今回から改めて、ロックの歴史を紐解いていこうと思います。
wiki・書籍・他のサイト等、色んなものを参考に書いていくつもりですが、もしかしたら間違ってることも出てくるかもしれません。
その時はコメント欄で教えて頂けると嬉しいです。
ロック創世記は1950年
そもそもロックとはいつ誕生したのか?気になりますよね。
しかしそれを紐解くならロックのルーツとなっている『ブルース』『讃美歌』『ジャズ』まで遡らないといけないので、迷宮入りしてしまいます。
これらの音楽にも少なからずロックの要素は含まれている為、キリがないんです。ファミリーヒストリーで「あなたの先祖はアダムとイブです」言われたら「はぁ?」ですよね。
だから一般的には、1950年に生まれたロックを創世記とする見解が多いです。
黒人がロックを生み出し、白人のアランフリードが広める
黒人は1950年代に過去にあった音楽を自分達の解釈で発展させ『R&B』や『ブルース』として奏でていました。
それを「お、やってるね!」と目をつけたのが「アラン・フリード」という白人ラジオDJのお方です。
アランフリードさんは、当時の黒人音楽は素晴らしいと、一早く気付いたんです。
「なんとかして、この素晴らしい音楽をもっと世に広めたい」「これを終わらせては駄目だ」と、日々悶々とします。
しかし人種差別の強かった当時のアメリカです。
「黒人達のブルースです」とか「黒人達がやってる、少し変わったR&Bです」と紹介しても、白人達に偏見を持たれて終わってしまうのは間違いありません。
そこで、黒人達が奏でていたR&Bやブルースを「ロックンロール」という新しい言葉を使ってラジオで紹介しました。
「これはブルースともR&Bとも違う、全く新しい音楽なんだ!」と、「革命なんだ!」と紹介することで、白人達にも受け入れやすくしたんですね。
1951年のラジオで流れたこの時こそが、ロックンロールの誕生の瞬間です。
アランフリードはロックンロールの生みの親として今でも語り継がれています。
創世記ロックの代表的アーティスト
この当時の黒人ロックンロール代表的アーティストの一人目が「リトル・リチャード」。
ロックンロールにシャウトを持ち込んだ人で、「Long Tall Sally」はビートルズもカバーしてる程有名な曲です。
続いてが、「チャックベリー」。
代表曲は、「Johnny B. Goode」(バックトゥザフューチャーで主人公が弾いてる曲ですね)。
こううしてロックはどんどん拡大していき、ついには白人達も「黒人の弾いてる音楽を俺もやりたい!」と真似をし始めます。
しかし、様態を真似ただけのしょーもないロックがほとんどでした。
「誰か!誰か本物の白人ロッカーはおらんのかー!」
そんな中に現れたのが、ビルヘイリーです。
「ロック・アラウンド・ザロック」は、ロックンロール始まって以来の大ヒットを飛ばします。
ここから、チャックベリーの更なる活動も加わり、どんどんロックがアメリカで浸透し、市民権を得るようになるんですね。
「聴き比べ(再生ボタンでそれぞれ試聴できます)」
ロックが流行るまでの音楽
「おい!白人達はロックが流行るまで何やっとってん!」
「ロックが生まれるまで、町中無音か!」
そんな怒号が飛ぶのも当然です。自分も同じ事を思いました。
白人達は当時『カントリー』や『ウエスタン』等を好んでたそうです。
しかし「ロックって熱くね?」て空気になってくると、一斉に「引け!引けー!」と皆ロックに寄っていったんですね。
ビルヘイリーのおっさんも元々はカントリーをやっていて、その様な音楽をヒルビリーと呼んでいたそうなんですが、
『黒人のロック』×『白人のヒルビリー』
でロカビリーという分野になったそうです。
ここからしばらくは白人ロックが主流になります。
カールパーキンス、エディコクラン。
これは試験に出ないので覚えなくていいです。
興味ある人だけ自習して下さい。
そうして、そんな中ついに!!
白人のロックミュージシャンからもスターが出ます!!!!
ご存じ!!!!
エルビスプレスリー
2へ続く
補足
ニコニコ動画にある『やる夫で学ぶロック史 第一夜』という動画をご存じでしょうか?
この動画を昨日見つけて凄く共感したんです。
ロックをてんで知らないやる夫さんが、ロックを勉強しようとする様。
最初にトムヨークを見て「なんだこの顔色の悪い奴は」という導入。
このブログの始まりと全く一緒です(笑)
むしろこれは自分じゃないか?俺がやる夫で、やる夫は俺なのか?と画面の中に飛び込んだ程です。
そしてなによりアニメ会話形式の解説なので、めちゃくちゃ分かりやすい。
今回はその動画を参考にしました。
その動画は1960年後半までのロックの歴史までしか作られていないので、以降は自力になりますが、しばらくはこの動画を元に、書籍などを掘り下げて勉強しようと思います。
つまり1960年までは動画と重複します。ぶっちゃけ動画の方が分かりやすいと思います(笑)