【PR】この記事には広告を含む場合があります

レビュー レビュー>邦ロック

140枚目 「南蛮渡来」(1982) JAGATARA


1. でも・デモ・DEMO
2. 季節のおわり
3. BABY
4. タンゴ
5. アジテーション
6. ヴァキナ・FUCK
7. FADE OUT
8. クニナマシェ
9. 元祖家族百景
10. ウォークマンのテーマ

レビュー・感想

4月5月とCDやらDTMでお金を使いすぎて、極貧期を過ごしていた為

更新を長らくストップさせてしまいました。

ここから成り上がり期となる事を祈って久々のレビューです。

今回はJAGATARAさん!

このアルバムを出した当時は暗黒大陸じゃがたらさんです!

wikiにニワトリやシマヘビを生きたまま食いちぎるって書いてあったので、

こんなバンドも聴く危ない奴だぜ!と友達に思われたくて手にとってみました。

どれだけトリッキーなバンドなんだろうかと

半ば野次馬的感覚もあったのですが、

M1の「でも・デモ・DEMO」の第一声「あんた気にくわない」からの

一発目の音で脳天ぶち抜かれました。

よく中学生が、ロックを初めて聴いた時に体に電気が走って

次の日ギター買いに行くみたいな表現あると思うんですが、

仮にこのブログ初日にこのM1を聴いてたら、

同じように電気が走って次の日からニワトリ狩りを始めてたと思います。

それくらい一発目の音にガツンとやられてしまいました。

他の曲もそうなんですが、

パフォーマンスからパンク気質のコアなバンドと想像しますが、

ファンク要素やサックス等を取り入れた

ジャズ的要素(アフロビートと呼ぶのでしょうか?)が強く、

どちらかというと大人向けな渋さを持っておられ

過激なパフォーマンスと音楽性のバランス感覚が

とても面白いバンドだなと思いました。

ファンク的ギターやベースの進行の存在感が強く、

病み付きになる心理を突いてくるんですが、

やっぱりボーカルの江戸アケミさんの声の存在感が

それらを加速させてると思います。

なんなんでしょうこのゴッドファーザー出演してましたみたいな声。

特に静かな曲で躊躇で、

自分はイアンカーティスの様な魔力みたいなものを感じました。

かと思ったら近所の酔っ払いのおっさんみたいな声や

パンクボイスも出しますし、七変化見てるみたいでした。

M9みたいに、一見ふざけてるような遊び心も忘れておらず

それでいて音楽を掘り下げ楽しんでるアルバムだと思うので

この曲が特別好きというよりは

アルバム単位でずっとループで再生しときたい作品でした。

 

自分との相性
★★★★★★★★☆☆ 85
ロック初心者へのおすすめ度
★★★★★★☆☆☆☆ 65

-レビュー, レビュー>邦ロック
-

© 2024 J-POP厨がロック・パンク・テクノ聴いて見返す