【PR】この記事には広告を含む場合があります

レビュー レビュー>ニュー・ウェーヴ レビュー>パンク

80枚目 「Marquee Moon」(1977) Television

Marquee Moon
1.See No Evil
2.Venus
3.Friction
4.Marquee Moon
5.Elevation
6.Guiding Light
7.Prove It
8.Torn Curtain

レビュー・感想

今回はお勧めして頂いたテレヴィジョンさんです。

2曲目「Venus」のギターの音使い、2つのギターの掛け声合戦、

ベースの絡み合いが凄く気持ちよく演奏が歌っていました。

ギターの音などはかわいた音?と表現するようで、

悪く言えばペラっとした音なのですが、それが良い味出してます。

アンサンブルの凄さに注目と聞いて、

自分にそんな高度なものが理解できるのか?と思ってたのですが、

このアルバムで今回はっきりと、

ドラムやベースの存在感の大きさを思い知らされました。

初心者の自分にとって、

低音楽器というのは意識的にならないと聴こえてこないのですが、

このアルバムはグルーブ感が嫌という程伝わってきます。

そして4曲目、リフからやられました。

誰が聴いてもまず外さない、安心感抜群のお母さんみたいなリフです。

曲は10分。だけどずっと聴いてられます。

4分半から9分半辺りまで5分間にも及ぶ間奏があるのですが、

楽器が旅してるような色んな起伏を味わえます。

そして9分半で最初のリフに戻った時は、

実家に帰った安心感にお母さんー!と言いそうな程でした。
(本当にこんな感覚なんです)

5曲目のギターソロ。これ泣きのギターというのか分かりませんが、

自分の中では泣きのギターです。

これで泣かない人は鬼畜です。

2.3.4.5.7とかなりの曲気に入りました。

ただパンク初心者にとっては恐ろしく聴きにくい、

だるいと感じてしまうアルバムかもしれません。

一般的に想像するパンクとは似ても似つかなく

やはりニューウェーブという言葉が一番しっくりくるんでしょうね。

まさにマイケミカルロマンスの時に書いた「深さ」が

味わえるアルバムでした。

やはりどういう所が良いかを教えて頂くと普段聴かない聴き方を耳がするので、

自分の耳もレベルアップするので、

とても良いなと思いました。

 

自分との相性
★★★★★★★★☆☆ 80
ニューウェーブ初心者へのオススメ度
★★★★★★★★☆☆ 60

-レビュー, レビュー>ニュー・ウェーヴ, レビュー>パンク
-

© 2024 J-POP厨がロック・パンク・テクノ聴いて見返す