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117枚目 「Please Please Me」(1963) The Beatles

Please Please Me (Dig)
1. I Saw Her Standing There
2. Misery
3. Anna (Go To Him)
4. Chains
5. Boys
6. Ask Me Why
7. Please Please Me
8. Love Me Do
9. P.S. I Love You
10. Baby It's You
11. Do You Want To Know A Secret
12. A Taste Of Honey
13. There's A Place
14. Twist And Shout

レビュー・感想

やってきました。

今回ついに!やっと!ビートルズさんです!

ロック聴いて見返すって、

ビートルズもまだ聴かずに何言ってんだこいつ!

まず1枚目にビートルズだろ!

ジョンの代わりにこいつが撃たれれば良かったのに!

等々、お怒りの方も多数いらっしゃったと思います。

ロックのロも知らないロック低学歴の自分ではありますが、

さすがにビートルズの存在は背中でひしひしと感じていました。

最初にびっくりしたのがM1の「I Saw Her Standing There」

ポールマッカートニーのベースが動く動く。

歴史でも勉強したプレスリーやリトルリチャード時代のロックは

割と低音を支えるという本来の意味で機能していたベースですが、

ポールのベースは凄くメロディアスなんです。

むしろ歌メロより、こいつの方が歌ってないか?

と思えて、途中からベースばかり聴いてました。

これを弾きながら自らもリードボーカルをしていたというから

びっくりです。

こういうのも当時すげー!ってなったんでしょうね。

「再生ボタンで試聴できます」

ただこの頃のビートルズは何曲かを除き、

以前のアメリカロックの曲を少しPOPにした曲が多いと感じます。

もちろんカバー曲も多いので当然なんですが、

まだロックスターや革命家というより、アイドル感覚が強く、

今聴くとインパクトは少し薄いです。(50年前ですから当然ですが)

それでも「Misery」や「Please Please Me」

「P.S. I Love You」「There's a Place」など

ソングライティングは光るものすでにありますし、

先ほどのベースのような他との違いは垣間見れて

曲自体自分は半分以上好みでした。

このアルバムは先行シングル4曲以外、

時間とお金がない限られた状況で録音した為、

ほぼ一発録りで、10曲を一日で録り終えたらしいですが、

ジョンレノンが風邪ひいてた事もあり、

全体的に声が少し鼻にかかっていて、

尚且つ最後の曲ではジョンの歌声が枯れ枯れなんですが、

それが素晴らしく味があって、

むしろジョン風邪ひいててありがとう!と思いました。

「再生ボタンで試聴できます」

自分との相性
★★★★★★★☆☆☆ 75
ロック初心者へのオススメ度
★★★★★★★☆☆☆ 70

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