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93枚目 「Doolittle」(1989) Pixies

Doolittle
1. Debaser
2. Tame
3. Wave Of Mutilation
4. I Bleed
5. Here Comes Your Man
6. Dead
7. Monkey Gone To Heaven
8. Mr. Grieves
9. Crackity Jones
10. La La Love You
11. No.13 Baby
12. There Goes My Gun
13. Hey
14. Silver
15. Gouge Away

レビュー・感想

今回はピクシーズさんの2ndアルバムです。

ピクシーズは狂ったボーカルが特徴的ですが、

今回も1曲目から

「で、べいさー!で、べいさー!debaser-!」と

おハジけになっておられます。

凄いメッセージ性が込められてるんだろうと、

辞書を引くと、「品性を下げる人ー!」だそうです。

メロディもあるのか無いのかよく分からないんですが、

少し外したシャウトが絶妙にカッコ良い。

本当に狂ったような叫びで、

耳鼻咽喉科の先生なら顔真っ赤にして怒ると思いますが、

自分はたまんないです。

続いて2曲目「テーイム!テーイム!tameー!」と

これまたお叫びになられてます。

今回も凄い真意を突いたメッセージが込められてるんだろうと、

辞書を引くと、「ふがいなーい!」でした…。

まぁどちらも直訳なので、意味は込められてると思いましょう。

ニルヴァーナのカートコバーンが1曲目の、

「デ、ベイサー!」から、

「ヘロー!ヘロー!」で御馴染「Smells Like Teen Spirit」

を作られたそうで、

静から動への動きはpixiesをパクったとまで公言されてますが、

自分は2曲目の「Tame」の方がニルヴァーナぽく感じました。

聴いてる途中カードコバーンが

うろちょろしとるなーって思いましたし。

よく聴くと他の曲もなのですが、

ピクシーズって、コードが単純で、

1曲のほとんどをコード4つくらい?でやりくりしてます。

で、こちら単純なコード進行でも、カッコ良い曲は出来る!という

まさに見本のような曲だと思います。

そしてなんといっても7曲目の「monkey gone to heaven」

これきました!

静から動は今までありましたが、今回静から天へ行ってます。

サビのキムディールのコーラスと

ブラックフランシスのボーカルが天へ召してくれます。

ピクシーズはブラックフランシスの狂ったボーカルと

キムディールの美しいコーラスで

POPな相乗効果を演出してると思うのですが、

それが詰め込まれたような作品でした。

ドラムのスネアが独特な音してるなと思って調べたら、

チューニングができないスネアを使ってるそうで、

その方が純粋な気がしたから採用したそうです。(ニコニコ動画のコメントより引用笑)

ピクシーズを聴くならまずこれ!

と言って良い作品だと思います。

個人的には1stのが荒々しくて好きですが。

今回いつもより音楽的なレビューを書いてやるぞ!と

息巻いたのですが、駄文ばかりで意味なく長くなりました…。

自分でも嫌になる程どういうアルバムなのか表現できてないので、

もっと音楽的な表現できるよう勉強しようと思います。

「ふがいなーい!!!」

 

自分との相性
★★★★★★★★☆☆ 85
ロック初心者へのオススメ度
★★★★★★★☆☆☆ 70

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